20世紀は、マンションの基礎を築く時代だったといえる。この基礎のうえで、「21世紀マンション」はぶっ飛んだのだ。トイレは洋式・水洗であるだけでなく、見た目の「かっこよさ」を追求し始め、トイレのドアを開けた瞬問、便器のフタが開くといった自動化も進められた。浴室では、入浴を楽しむための設備が続々登場。システムキッチンもより便利に、美しく保つための工夫が開発ラッシュとなる。マンション全体の防犯性を高めるために、警備会社を組み入れる手法も当然のこととされる。「21世紀マンション」になって現れる進化は、20世紀に現れたそれと比べ、格段に華やかで楽しげ、そして多彩なのである。